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2006年4月12日 (水)

帯をぶった切る

アンティークの帯って素敵な柄なんだけど、長さの短いものが多いのよねー。
無理矢理四苦八苦でやっとこさ結んだはいいけど、いつかお太鼓がずり落ちるんじゃないかと、出先で気が気じゃなかったり。

で。
そんな帯を、先日、とうとう付け帯(※)に自己改造。

 ※胴に巻く部分と背中のお太鼓部分が別々になっている帯。
  作り帯とか二部式帯とも言う。


帯を切るのって、すんごい勇気がいるのよー。
だから、前々から付け帯にしたら楽だと分かっていつつ、なかなか手を付けられず。
しかし、なぜか先日、急に勇気がわいてきて、
使いづらいからと仕舞ったままにしているのもつまらないことだしね!
...と、思い切ってジョキジョキジョキジョキ...



 ひーーーとうとうヤっちゃったよ...。
 へー帯の中ってこんな風になってんのねー。
 あら、結構適当な縫い目。
 んんん?この帯のお太鼓部分、帯芯が二重になってる!
 どーりで厚みがあると思ってたよ、何で二重なんだよ、
 夏帯なのに。
 こんなの夏に背負ったら背中が蒸されて失神するよ!!
 ええい、こんなモン取ってしまえ~~~バリバリバリバリ...
 うへ~厚地の芯でやんの、何考えてたんだ?これ作ったヤツ。
 あああ、しかも種類の違う帯芯を二枚継いであるよ、
 なんちゅー適当さだ。
 あ、もう一枚の帯芯も取れてきちゃった。
 しょうがないなー裏返して付け直しだよ、ヌイヌイヌイヌイ...
 さてさて、端をくけてーヌイヌイヌイヌイ...
 お太鼓に手をくっ付けてーヌイヌイヌイヌイ...



で、完成したのがコレ。P1010292ついでに取っ払っちゃった帯芯。
P1010291
この帯は長さは充分だったのに、やたらとゴワゴワしていてうまく結べなかったもの。
芯が二重になっていたせいだったのね~。
理由が分かっただけでも、分解した甲斐があった。

もう一つ改造したのがコレ。
P1010293 
こっちは長さが3mちょいしかなくて、まともに結べなかった帯。
しかも、アンティークによくあるお太鼓の柄付けが逆さになっているタイプ。
こういう帯は普通のお太鼓結びとは違う結び方をしなければ柄が正対しないので、正対するように帯の折り方を工夫して、ヌイヌイしてみた。

フーーーー。
何とか形になったよ。

一度切ってしまうと、後はわりとへーき。
もう別に勇気はいらん。

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コメント

着物がお好きなんですね その上お針も上手 何でもちょいちょいと作ってしまう器用な方なのですね? 昔の「良妻賢母」型。 

友人は自分が嫁に来るとき持ってきた丸帯をテーブルセンターに改造して“親に買ってもらった思い出の品”を何時もそばに置いています。昔のものは品もいいし時がなんとも云えない風合いに変えてくれて趣がありますね。

投稿: touen | 2006年4月12日 (水) 23時19分

>touenさん

コメントありがとうございます。
や、「良妻賢母」型なんぞではございませんよ!
手作りは好きなんですが、根が面倒くさがりやなので、エンジンがかかるまでに時間がかかります。
あれこれ作ろうと思って買っておいた布やら毛糸やらが、常に放置されています(汗)。

「受け継がれていくもの」というのはいいですね。
私が着物好きな理由の一つが、母から娘へ、人から人へ、受け継がれていくところなんですよ。

投稿: ノン | 2006年4月13日 (木) 01時11分

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