帯をぶった切る ふたたび
ずいぶん以前にすごーーく安く購入したアンティークの絽の袋帯。
安いだけにすんごく汚れていたのですが、購入後に生洗いをして何とか見られるようになったものの、帯の長さが中途半端で…――一重太鼓には長く、二重太鼓には短く――使い難い状態でした。
しかも、アンティークにありがちな引き抜き結び仕様の柄配置。
このままでは箪笥のこやしになってしまう…
ということで、思い切って帯を分断して作り帯にすることにしました。
ブログ開設当初に一度やっているので、今回のタイトルは「ふたたび」付き。
久々なのでちょこっとは緊張しましたが、前回ほどの勇気は要りませんでした。
ちなみに前回はmixiの日記から転記しているので、文体がいかにも友達向け(笑)。
私は見知らぬ人向けには文章が堅くなる傾向が…。
パソ通時代もオフ会参加以前と以後では文体が変わったっけなぁ(遠い目)。
さて。
前回は製作過程を記さなかったので、今回はちょっとだけ紹介。
引き抜き結びのお太鼓部分は、柄が逆さまになっており、タレは裏面が出てくることになります。
(アレ?タレが表でお太鼓柄が裏か??まーどっちでもいいんだけども。)
なので、上記のような折り方でお太鼓を作ります。
お太鼓の上部は少し余るようにしてあり…
実際に装着するときは、こんな風に余った部分を背中側に折り込んで使います。
普通の名古屋帯を作り帯にする場合は、帯枕で背中に押さえられるので、お太鼓部分に紐は必要ありません。
が、引き抜き仕様の帯の場合、このように帯枕に引っ掛かる部分が少ないので、お太鼓が背中から外れてしまうのを防止するために紐を付けました。
お太鼓の中に紐を通して、ミシンで縫っちゃいました。
胴巻き部分については、引き抜きでも普通の名古屋帯でも特に違いはないので、詳細は省きます。
ただ…
作り帯の作り方をいろいろ調べると、胴巻きの部分の紐を上部(胸側)に付ける方法をとっている方も結構いるようですが、私は下部(腰骨側)に付けています。
その方が苦しくないし、安定する気がするのです。
私が持っている母のお下がりの作り帯もそういう作りになっているということもあり、下部の方が慣れているということもあるかもしれません。
それと、今回に限った胴回りのカスタマイズを一点しました。
ぶった切った帯は袋帯(というか丸帯仕立てか?)だったということもあり、帯芯が表裏の両方に入っている二重の状態――帯の縫い目を切って開くと一枚なんですけれどもね――だったのです。
ということはつまり、胴巻き部分は帯を二つに折るため、帯芯が四重状態!!
こーれーはーあーーつーーいーーぞっ!!
ということで、胴巻き部分とテの部分のみ、帯芯を半分切って一重になるようにしました。
これで胴回りは涼しくなる~~…ハズ。
お太鼓は一重にするとちょっとふにゃふにゃしちゃいそうだったので、二重のままにしました。
だから、背中はちょい暑い…カモ。
そんなこんなで、出来上がりはこんな風になりました。
装着したときの形はこんな感じ。
…になるハズ。
注:上記は私がテキトーに考えた作り方です。
マネする人は自己責任でヨロシクね☆
失敗しても、オバちゃんは責任取らないからね☆☆
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コメント
私も祖母のお下がりの引き抜き帯を
作り帯に仕立て直してもらっているところです。
引き抜き帯の結び方も教わったんだけど
なかなか難しいし帯はしわだらけになるしで
大変なんだもん…。
母からもらった作り帯がいくつかありますが
やっぱり全部下についてます。
下が締まるほうが…いいよねぇ、やっぱり。
投稿: かめのあゆみ | 2007年6月24日 (日) 19時10分
慣れると引き抜きの方が簡単だとか、帯が安定しやすいという人もいるみたい。
でも、この帯も、前回作り帯にした引き抜き帯も、長さに問題があってうまく結べませんでした。
ちゃんとした仕立て直しを頼むと、どういう形で返ってくるんだろ。お太鼓柄の部分を切って上下をひっくり返して縫い直すのかなぁ。
仕立て上がってきたら教えてね。
投稿: ノン | 2007年6月25日 (月) 22時49分