2007年6月26日 (火)

友禅染半衿 完成品キター

やっと届きました!

5月末に体験教室で染色した友禅染半衿~。

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早くて2週間、遅くて4週間後と言われていたので、そろそろ来るはず…と、先週くらいから待ち焦がれていました。
体験教室には3日間とも定員いっぱい来ていたようなので、後処理に時間がかかってしまったのかも。

向かって左側の染色はこれ↓

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右側はこちら↓

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ま、大して変わらんのですけれどもね。
左右同じバランスになるように染色したので。

左右はまぁいいんだけれども…

染色した後に失敗したなーと思ったのが、
縦半分で色味を変えた方が良かったな、ってこと。

以下に半衿として実際に使用した場合のイメージを載せてみましたが…
※一緒にご登場願ったのは、手近にあった片貝木綿のはぎれ。

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半衿を半分に折って表裏で衿合わせを作ってみても…

あんまり印象に違いはないでしょ。

縦半分で、片側に緑系の楓、もう片側に紅葉の楓で染色した方が、季節ではっきり使い分けができて良かったかなー、と、ぜーーんぶ染色し終わってから思ったんですよねー…。

染色する前としているときは、緑、黄、赤を全部入れて長く使えるようにという風にしか発想できなかったし、全体のバランスばかり考えてしまって、三色を散らしてしまいました。

でもさ。

よくよく考えたら、半衿って、広げて使うものじゃないんだよね
全体のバランスが良くても、あまり意味はないんだよね(^^;)。

という反省点はありつつも、出来にはそれなりに満足です。

失敗した箇所もあまり目立たず良かった良かった(^^)。

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2007年6月22日 (金)

帯をぶった切る ふたたび

ずいぶん以前にすごーーく安く購入したアンティークの絽の袋帯。
安いだけにすんごく汚れていたのですが、購入後に生洗いをして何とか見られるようになったものの、帯の長さが中途半端で…――一重太鼓には長く、二重太鼓には短く――使い難い状態でした。
しかも、アンティークにありがちな引き抜き結び仕様の柄配置。

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このままでは箪笥のこやしになってしまう…

ということで、思い切って帯を分断して作り帯にすることにしました。
ブログ開設当初に一度やっているので、今回のタイトルは「ふたたび」付き。
久々なのでちょこっとは緊張しましたが、前回ほどの勇気は要りませんでした。

ちなみに前回はmixiの日記から転記しているので、文体がいかにも友達向け(笑)。
私は見知らぬ人向けには文章が堅くなる傾向が…。
パソ通時代もオフ会参加以前と以後では文体が変わったっけなぁ(遠い目)。


さて。
前回は製作過程を記さなかったので、今回はちょっとだけ紹介。

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引き抜き結びのお太鼓部分は、柄が逆さまになっており、タレは裏面が出てくることになります。
(アレ?タレが表でお太鼓柄が裏か??まーどっちでもいいんだけども。)
なので、上記のような折り方でお太鼓を作ります。
お太鼓の上部は少し余るようにしてあり…

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実際に装着するときは、こんな風に余った部分を背中側に折り込んで使います。
普通の名古屋帯を作り帯にする場合は、帯枕で背中に押さえられるので、お太鼓部分に紐は必要ありません。
が、引き抜き仕様の帯の場合、このように帯枕に引っ掛かる部分が少ないので、お太鼓が背中から外れてしまうのを防止するために紐を付けました。

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お太鼓の中に紐を通して、ミシンで縫っちゃいました。


胴巻き部分については、引き抜きでも普通の名古屋帯でも特に違いはないので、詳細は省きます。

ただ…
作り帯の作り方をいろいろ調べると、胴巻きの部分の紐を上部(胸側)に付ける方法をとっている方も結構いるようですが、私は下部(腰骨側)に付けています。
その方が苦しくないし、安定する気がするのです。
私が持っている母のお下がりの作り帯もそういう作りになっているということもあり、下部の方が慣れているということもあるかもしれません。


それと、今回に限った胴回りのカスタマイズを一点しました。
ぶった切った帯は袋帯(というか丸帯仕立てか?)だったということもあり、帯芯が表裏の両方に入っている二重の状態――帯の縫い目を切って開くと一枚なんですけれどもね――だったのです。

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ということはつまり、胴巻き部分は帯を二つに折るため、帯芯が四重状態!!
こーれーはーあーーつーーいーーぞっ!!
ということで、胴巻き部分とテの部分のみ、帯芯を半分切って一重になるようにしました。

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これで胴回りは涼しくなる~~…ハズ。
お太鼓は一重にするとちょっとふにゃふにゃしちゃいそうだったので、二重のままにしました。
だから、背中はちょい暑い…カモ。


そんなこんなで、出来上がりはこんな風になりました。

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装着したときの形はこんな感じ。

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…になるハズ。



注:上記は私がテキトーに考えた作り方です。
  マネする人は自己責任でヨロシクね☆
  失敗しても、オバちゃんは責任取らないからね☆☆

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2007年6月 9日 (土)

魔の招待状

…って、ちょっと大げさですけれども。

先日、久しぶりにヤフオクできものを落札しまして。
おととい商品が届いたのですが、商品とともにこのようなお知らせカードが入っておりました。

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ただ今開催中。

これをありがたいお知らせと受け取るか、魔の招待状と受け取るか(笑)。

興味のある方は、こちらで詳細をご確認ください。

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2007年6月 8日 (金)

さらしを巻いて

きものを着るとき、私はシワがないような着付けを目指していません。
だから補正もあまりしません。


でも。

5月31日の着姿は、自分でもちょっと酷いと思う(滝汗)。

帯枕の位置に失敗したということだけじゃなく、胸元のぶくぶく具合が酷すぎ。
最初はきもののサイズの問題かなーと思っていました。
でも、ここまで酷くはないとは言え、5月22日の着姿も似た感じの胸元になっていることで、そうではないことに思い当たりました。


下着ですね。
モンダイは。


男友達も読んでいるブログなので詳細は控えますが(笑)、最近、きものを着るとき用の下着を変えたのです。
それがどうもマズかったらしい…。


というわけで。

元に戻せば解決。


という話なのですが…
(ちなみに、今も昔も和装用は使ったことがありません。)

以前から試してみたかったことをふと思い出しました。



 さらしを巻く

ってやつです。

下着の代わりにさらし。

日常的にきものを着ている方の中には、結構いるみたいです。
で、皆さん快適だとおっしゃっています。
(mixi内情報だけど(笑)。)


そういえば、私の亡き父もきものを着るときは、お腹にさらしを巻いていました。
私の父はヨーロッパの血が混じっているのかと思うような顔と体型をしておりまして。
要するに、腰の位置が高く、尚且つ細かったんですね。
なので、角帯の収まりがよくなるように、さらしを巻いていたのです。
場合によっては、洋服でも巻いていたので、慣れた様子でくるくるっとやっていました。


今度、試してみようと思います。さらし。



でもね。

「さらしを巻く」で、実は私が一番最初に思い出したのは、父ではなく、この人でした。

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ええ。

そうです。


『うる星やつら』の竜之介ちゃんですよ。

……。

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2007年5月25日 (金)

東京友禅 体験教室

下落合の東京友禅の工房『協美』さんにて、友禅染の体験をしてきました。

模様が糸目置き(輪郭描き)済みの半衿に、友禅差し(色付け)をしていくものです。
柄は桜や梅、四季草花の模様で、全部で6~7種類くらいあったかな。
私は秋用に楓模様を選びました。


携帯で撮ったので、画質がイマイチですが…

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こんなカンジ。

ま、画質よりも色付けの腕の問題の方が大きいのですがー(汗)。

臙脂のきものに合わせる可能性を考えて、紅葉していない緑の楓を多めにしました。


1枚色付け終わるまでの目安時間は、だいたい3時間くらい。
…ですが…
様々な色でぼかしを試みていたら、私は4時間以上もかかってしまいました(大汗)。
最後の一人の居残り状態になってしまっただよ…。

でも、楽しかったー!!

色付けした半衿は後処理をもらって、3~4週間後に郵送していただけるそうです。
失敗したココとかソコとかはどうなるんだろうなーー(冷汗)。
…ま、それはそれとして。
楽しみ楽しみ。


ちなみに現在、正式な教室の方に通おうかどうか、悩み中です。

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2007年5月15日 (火)

一郷一品すぐれもの市 ふたたび

昨年、近所のデパートで開催されていた『一郷一品すぐれもの市』という催事。
今年も同時期にやっていました。

今回は柘植のブラシと保多織のハギレ2枚のみ購入。

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一緒に写っている柘植櫛は、旅行で妻籠宿と馬籠宿に行ったときに母に買ってもらったものなのですが、ブラシの柄のところに名前を入れてもらってしまったので、それ隠しにご登場願いました(^^;)。

そうそう。
別府つげ工芸の売り物の中には、昨年はなかった帯留がありました。
昨年のリサーチがきちんと生かされていたようです(笑)。

保多織のハギレは、半分に切って縦に繋いで、半衿にする予定です。

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2007年4月23日 (月)

君の名は

とーこーろーでーー


昨日の日記の縫い直したきもの。
この柄…何だと思います?
ヤフオクで落札したもので、説明には「ユリ模様」とあったのですが…

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ユリじゃないよね?


花弁が5つだもん。
ユリの花弁って、まぁ種類にもよるけれども、だいたい6つだし。
雄しべ、雌しべの形もちょっと違うし。

そもそも、ユリって初夏~夏の花なわけで。
「ウールにユリ」っていつ着るんだ??って話なわけで。


と。

疑問を感じたので、この柄が一体何の花かを解明すべく、植物図鑑とにらめっこしたところ…



ツツジということに決定いたしました。


や。

ツツジとも、ちーーと違う気はするんですけれどもね。



でも。


決定しました。


そういうことにしました。

…これ以上調べるのが面倒だから(笑)。



あああああっ!!

でもでも、ツツジなら今すぐ着ないと!!


……。

ツツジの時季が過ぎちゃったら、ユリってことにしようかなー…。

(笑)。

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2007年4月22日 (日)

身幅詰め

4月13日の日記でちらっと書いた、単きものの身幅詰め。

昨秋に右側のみ終了したまま放置プレイだったのですが、先日、やっと左側も縫い終えました。
ふ~~。

やり方はこんな感じ。

1. 脇縫い、縫い代のくけ縫い、裾の一部、
     かんぬき止めをほどきます。

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2. 詰めたい幅に印しをつけ、待ち針を打って身八つ口まで
     縫います。
     ※ ウールのきものだったので、チャコペンで印しを
          つけちゃいました。

3. アイロンで縫い代にキセをかけ、縫い代を開きます。
     ※ 本来はアイロンではなく、こて(和裁道具)を使います。

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4. 脇の縫い止まりから袖付けまでの縫い代は斜めに
     アイロンを押さえます。
     ※ 身八つ口より上は手を付けていないので、身八つ口
          より下の身幅を詰めた分、縫い代に差ができるため。

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5. 縫い代をくけ直し、裾のほどいた分も縫い直します。
  最後にかんぬき止めをし直して完成。

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前後身頃、同じ幅を詰める場合は、脇縫いをほどかずに身幅詰めをすると、待ち針を打つ手間が省けます。
(身幅詰めの脇縫いをした後に、元の脇縫いをほどく。)
今回のきものは、前1cm、後ろ1.5cmの幅詰めをしたかったので、全部ほどきました。

以上、正しいやり方ではないのかもしれませんが、これで特に問題はありませんでした。
単だし、ウールだし、リサイクル品だし…なので、お試し感覚でやっちゃいました。

和裁の基礎縫い方法、名称等をご存じない方は、和裁の本を参照された方が良いと思います。
私も本を見ながら縫いました。

あと、縫う前は、左右どちらかのみほどいて、もう片方をお手本にして縫い直すと良いです。

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2007年4月13日 (金)

伊勢木綿を買ってみた

急に思い立って、池袋三越でやっている『三重のふるさと展』に行くことにしました。
お目当ては伊勢木綿。

思い立ったときに、
「池袋と言えば、会津木綿の原山織物もよく池袋で出展していたっけ」
ということを思い出し、調べてみたら…

同時期に原山織物も池袋東武の催事に出展中でした。
会津木綿と伊勢木綿の二種類がいっぺんに見られる!!

グッドタイミング!!


というわけで、池袋へ。


ちょうど東武側の改札から出たので、まずは池袋東武本店に行きました。

会津木綿の織り元は、山田木綿織元原山織物工場の二つがあり、山田織元の方の反物は、居内商店をはじめ、楽天内のショップ等、ネットでも多く取り扱っています。
でも、原山織物の方はネットで出会う可能性は低いので、いつか催事で実際に見てみようと思っていたのでした。

催事では、柄物の反物は全部で20種類くらいはあったかなぁ。
二反ほど、気に入った柄がありましたが、購入にまでは至りませんでした。
今回一番の目的は伊勢木綿の方でしたので。

反物と同時に目を惹かれたのは、仕立て上がりの割烹着や水屋着、上っ張りです
おうちキモノを実践したい方は必見かも。
無地と縞柄の布を矢羽模様に繋ぎ合わせたものもあって、なかなかおもしろかったです。


さて、お次は池袋西口ずーっと突っ切って東口を出て、池袋三越へ。

#余談ですが、池袋は西口に東武、東口に西武があるんですよね。逆の方が分かりやすいのに(笑)。


催事場へ上がり、ほどなく伊勢木綿コーナーに辿り着いて、反物を眺めていると、売り場にいた年配の女性に
「広げて見ていってー」と声を掛けられました。

出展されていた臼井織布の社長のお母様でした。

布地の厚さは3種類あって、厚地はきものにするには厳しいかな…羽織や上っ張りには良さそうです。
中間地は片貝木綿あたりと同じくらいの厚さ。使いまわしは一番効きそうです。
薄地は「浴衣にしてもいいのよ」と説明されたくらいなので、きものとして着る場合は単シーズン~真夏前くらいにピッタリな感じ。

「せっかくだから、全部見て気に入った柄を探してー」
とおっしゃるお言葉に甘えて、積んである反物全部を引っくり返し、何反も体にあててみました。

結果、薄地の二反が手元に残りました。
片方(A)はぱっと見「いいなぁ」と思った柄、もう片方(B)は見た感じはあまりいいとは思えなかったのに、体にあてたら一番しっくりきた柄。

両方を肩から掛けて迷っていたところ、別のお客さんであるおば様(もちろん見ず知らずの方)が、

「こっち!!こっちの方が似合っているわ」

と、Bの方を指差されました。

わーーやっぱり?

じゃあBを購入…と思いつつも、

さて、仕立てはどうしよう…


うーーん、またfukuikuさんにでも頼もうかな…と考えていたところ、社長のお母様と、見立てをしてくれたおば様の二人に

「浴衣なら縫えるわよ!!」

と、自作を勧められました。


ええええ~~~~~(汗)(汗)。

手作り好きなれども、私、和裁の知識は全くありません。
ま、そうは言いつつも。無謀にも単の裄出しは一度実施、身幅詰めは現在進行中だったりするんですけれどもね(笑)。
でも、一から作るのはまた別の話だしなぁ…。

まぁそこで悩んでいても仕方がないので、家に帰ってから考えよ!っと、結局その反物の購入を決定。
おまけで、SOU・SOUで売っている数字柄の手ぬぐいも付けていただきました。

私が自作について悩む間、きもの作りのちょっとしたアドバイスなどもお二人からいただいたり、数日前、NHK教育の『おしゃれ工房』という番組で、「手作りで楽しむ和の装い」というテーマの放送があり、そこで伊勢木綿のきものが使われていた話などでちょっと盛り上がったりもしました。
伊勢木綿に触れるだけでなく、思いがけず、きものや手作りに関する楽しい会話をする過ごせました(^^)。


伊勢木綿の触感は…

川越唐桟と片貝木綿の中間

…といったところかな。
※全ての種類の木綿反物に触れたことがあるわけではないし、個人的感覚なので、参考程度と考えてください。

川唐に似たさらっとした感触があるけれども、おそらく川唐よりも織糸は太く、川唐のような光沢はあまり感じません。
片貝は3種類の太さの異なる糸を織り合せているそうで、独特の凹凸がありますが、伊勢木綿は同じ太さで織られているため、凹凸はありません。
でも、片貝と伊勢は単糸という、ワタに近い状態に留めてある糸を使っているので、似た感触があります。

柄の傾向は、会津木綿に似た感じの柄もありましたし、川唐っぽいようなのもありました。
…が、総合的には片貝が一番近いかなぁ。
多分、同じ単糸を使っている織物なので、色出しの傾向が近いのだと思います。


てなところで、最後に購入した反物をドン

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仕立てを依頼するにせよ、自力でするにせよ、とりあえずは水通しをしなきゃですね。


あ。
自作するかどうかはまだ悩み中です。

う~~~~~ん…

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2007年4月 9日 (月)

落語家さんのきもの

昨日、久しぶりに『笑点』を観たら、大切りの前は春風亭昇太さんの落語でした。

浅黄色金春色か…その辺りの色味の紋付に、袴といういでたち。

腕を振り回して演じている様子を観ていたら…

 わぁ、長襦袢が派手ーー!!

一般の男性なら絶対に着ないであろう、赤系の細かい柄の入った襦袢を着ていました。

きものと言っても、落語家さんの場合は舞台衣装でもあるわけなので、結構派手目な色のきものを着ていたりしますよね。
それと、落語をするときは腕を左右前後に激しく動かして演じることが多く、袖口が観客の目に入りやすいためか、長襦袢に凝る方も多いようです。


水色系のきものに赤系の襦袢。

 春らしくてなかなか良いねぇ~

と、思いつつ、よくよく見ると、

 あれ?なんか紋がヘン…

いやにデカくて、妙な形。


…。
じーーっと見ていたら、分かりました。


紋がクラゲの形をしているんです。(リンク先は色違いのきものです。)


どうやら昇太さんは、よくこの紋を付けているみたいです。

紋と言っても、いわゆる「遊び紋」というやつ。
大切りのように、どの「門」の落語家であるかをアピールしなければならないときや、
真打披露の場のように、「一門」が一同に会するときは、家紋のようにその一門の紋を付けるようですが、普段の高座ではどういう紋を付けても良いようです。



 しかし…

 だからってクラゲかいな。

 ていうか、どうしてクラゲ?

 ていうか、クラゲというより火星人に見えるんですけど(笑)。

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2007年2月17日 (土)

十二単

今日は太ったの痩せたのという話はお休みして、全く別の話題を。


陣内智則さんと藤原紀香さんの挙式の画像がネットニュースに掲載されていますね。

十二単…
きれいだとは思うし、立場上それなりに良い衣装を借りて着ているのだと思うのですが…


でも…


何となく安っぽく見えるような。

これってきっと化学染料のきものですよね。
妙に色鮮やか過ぎて、コスプレっぽい。


 ※訂正※
 
ニュース記事によると、どうやら貸衣装ではなく
 
自前のようです。
 どこで仕立てたのかなぁ。
 ちなみに十二単を一から仕立てると、一般呉服店では
 500万円くらいになるとのこと。
 …想像よりも安い。
 そもそも、2ヶ月程度で用意できたということがナゾ。


うーん。
たとえ芸能人とも言えども、一般人が十二単で結婚式を行なうのは、ちょっと無理があるんでしょうねぇ。



ところで。

藤原紀香は、いつから「大物女優」になったのでしょうか?
「有名芸能人」ではあっても、「大物女優」だとはこれっぽっちも思っていなかったのですがー。

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2007年1月24日 (水)

着付けの話 ~着付けよりも優先されるべきこと 2~

きものは着付け以上に「姿勢を正す」ことが大事。

ですが。
この正しい姿勢というのが、実は結構難しかったりします。
良い姿勢で立ち居振る舞いができる人って、それなりの訓練を受けている人だけなんじゃないかなぁ。

子供の頃から正座で背筋を伸ばしてご飯を食べさせられていた/いる人とか、
華道、茶道等をしっかり習っていた/いる人とか、
武道系のスポーツをやっていた/いる人とか、
バレエや日舞等の軸をぶらせてはいけない踊りをやっていた/いる人とかね。

私もバレエをやって、初めて、
「正しい姿勢というのはこういうことだったのか!」
と認識しました。
それまでは、
「胸を張れ」と言われれば胸を前に突き出すし、
「背筋を伸ばして」と言われれば背中と同時に肩も上がっちゃう
ような有様でした。

というわけで。
バレエで習った正しい姿勢の作り方をちょっと書いてみます。

1. 両ひざとかかとをつけ、足先は軽く開く。
  不安定にならないようなら、足先は閉じてもよい。
2. 頭頂部を天井から糸で吊られているイメージ、
  または耳の後ろが上に引っ張られるようなイメージで立つ。
3. 肩から胸の力は抜いて、肩のラインは平行に。
  一度、両肩を上げてから、思いっきり脱力して下に落とすとよい。
4. 尾てい骨を床に向ける。
  かかとと同一線上に並ぶイメージで。
5. ひざ裏をきちんと伸ばす。
6. 下腹部を上に引き上げ、おへそを背骨につける
  イメージでお腹に力を入れる。

どですか?
結構辛くありませんか?

きちんと実行すると、太ももの内側とおしりの筋肉、それと、腹筋、背筋を使います。
人によっては、首から背中にかけて、若干ストレッチされる感じになるかな。
正しい姿勢というのは、軽い筋トレみたいなものなんですねー。
だから、これを一日数分続けるだけで、体のラインを整えたり、お腹~太ももがサイズダウン!ということが起こるらしいですよ。

まぁでも、これはバレエのための姿勢なので、普段の生活で姿勢を正そうとする場合は、ここまで徹底しなくてもよいと思います。
ですが、イメージとしては持っておいた方がいいんじゃないでしょうか。

あと、姿勢は悪くないけれども、いかり肩が気になるという人も、この姿勢の作り方をちょっと試してみてください。
いかり肩の人の中には、本当に肩がいかっている人だけじゃなく、自分でいかり肩にしちゃっている人も含まれているのですよ。
常に肩に力が入っている状態なんですね。
特に冬は、寒さで体を縮こまらせてしまうから、より悪化しがち。
そういう人は、肩を思いっきり下に向けて脱力させてみると、自分が思っていたよりも肩のラインが下がるのではないかと思います。
それが正しいラインです。
肩を下げて首筋を伸ばすと、きものを着たときの衿から肩にかけてのラインもきれいになります。

お試しあれ~。

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2007年1月20日 (土)

着付けの話 ~着付けよりも優先されるべきこと 1~

バレエを習い始めて1年3ヶ月が過ぎました。
バレエを始めようと思ったきっかけはいくつかあって、一つは子供の頃からの憧れであったこと。
二つめは、運動不足の解消とダイエット効果を期待して。
そして三つめの理由が「姿勢を正す」ため、というものでした。

すごーーく姿勢が悪かったのですよ、私。
元々筋力が弱い方で、なかでも腹筋が弱いため、背中が丸まりやすかったし、特に座っているときは、上半身が思いっきり腰にドスーーンと落っこちちゃっている姿勢だったのです。

実はきものを着るというのも、「姿勢を正す」という目的のために始めたことです。
バレエ同様、理由はそれだけではありませんが、一昨年の目標の一つが「姿勢を正す」だったのです。
それでバレエとキモノセイカツを始めたのでした。
これは、きものを格好良く着るためにバレエを始めた…とも言い換えられます。
なので、両方とも始めた年は一緒で、2005年から。
体調の都合で、バレエはきものよりも半年遅れのスタートでしたが、今ではかなり姿勢改善されました。
期待通りの相乗効果!


ところで。
今更ですが、ずいぶん以前に書いた『着付けの話』の続き。

着崩れにくい着付け…というのは確かに存在すると思いますが、そうしたからといって、シャッキリ、格好良くきものを着ている…とは、限りません。
そう。
姿勢が悪いと、どんなにきれいに着付けても格好良くないんです。
これは私の実体験アリの話。

昔、お正月にきものを着せてもらったときの写真が残っているのですが、格好悪いんですよ、コレが。
母や祖母に着せてもらっているので、今みたいに自分で着るよりも補正も多めのキッチリ着付けなんですが、キッチリなのにシャッキリしていないんですねぇ。
いかにも「着せられている風」だし。
(ま、実際、自分で着たわけじゃないから、あながちハズレてもいないんだけども。)

そうそう、姿勢が悪いとシャッキリしていないだけでなく、「着慣れている風」にも見えないと思うんですよ。
(腰が曲がってしまった年配の方は別ですよ。)
背中を丸めたきもの姿は、窮屈そうに見えるのかな…
「きものなんかを“着させられちゃって”大変そう~」
という感じに見えます。

背中が丸まっていると、着崩れもしやすくなります。
どんなに補正を入れても、です。
これは、わざわざ和服を着てみなくても、洋服のまま腰にタオルを巻いて悪い姿勢をしてみれば分かります。
胸と腰の段差にできるスペースを補正するためにタオルを巻いているのに、お腹が後ろに抜けちゃったら、わざわざ埋めたスペースを再び作っているわけですから。
あと、衿元が開きやすくなることも、洋服でも分かるはず。

私にとって、格好良いきもの姿であるためには、姿勢に気を配ることは最優先事項です。
完璧な着付けができることなんて、できればいいかな?程度のことです。
でも、美しい姿勢を保つことについては、私もまだまだ。
日々努力中(^^;)。


ちなみに姿勢に関しては、別に和服だけでなく洋服でも当てはまることだと思うのですが、話が長くなるし、オバさんの説教になりそー(ていうか、なる(笑))なので、それについて語るのは止めておきます。


--しつこく続く--

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2006年12月20日 (水)

ファースト風香のきもの

雨ゴートの反物調達をしたことはあったし、毎日のようにサイトのチェックもしていた風香のきもの
でも、ここのきもの自体は、一度も買ったことがなかったのです。

ポリエステルのきものに対する抵抗と不安があったのが、理由の第一。
ぱっと見、惹かれるきものや帯はあっても、色柄がちょっと派手で、使い勝手としてはどうか…?と二の足を踏んでいたのが第二。

が。
現在セール中ということで、わりと着回しが利きそうなきものを初めて入手してみました。

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角通しに近い格子柄で、ちりめん素材のきものです。
薄いブルーグレーの地に紫の細かい格子が描かれています。

赤紫の角通し柄もあって、数日悩みましたが、赤紫系の色のきものはすでに持っているし、モロ紫!というのを着てみたかったので、こちらにしました。
紫系の服って好きなんです…和服も洋服も。

きものの上に乗せているのは、一緒に購入した丸ぐけの帯締め。
白黒の市松柄です。

それと…

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長襦袢も購入してみました。


まだ着て歩いていないので、着心地については述べられませんが、見た目と感触は、想像以上にポリポリしていなくて正絹に近い感じです。
特にきものの方。
多分、言わなければポリだと気付かれないんじゃないだろうか。
化繊の進化ってスゴいなぁ~。
そーいや、雨ゴートの生地も、ちゃんと紗紬っぽかったっけね。

でも、襦袢の方は、さすがに正絹とは違う感じ。
すぺんとした素材の方が、ポリと正絹の差が出やすいのかも。

それにしても…
これで着心地にそれほど問題がなかったら…
ポリエステルきもの、確かにいいかも。
何といっても扱いが楽だし。
風香の生地は、帯電防止・撥水・撥油加工も施されているしなー。

近々着る機会があるので、着心地、じっくりチェックしてみます。

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2006年10月20日 (金)

おきぬ屋さん 閉店

今日、おきぬ屋さん(宮崎織物株式会社)から、ハガキでお知らせが届きました。
10月31日をもって閉店だそうです。
この時期になっても、秋冬のコレクションが全く出てこなかったので、おかしいな、とは思っていたのですが…。

残念。

私はきものも帯も買ったことがなくて、この草履を購入したのみなのですが、

http://vzq03274.cocolog-nifty.com/blog/2006/04/post_6672.html

いつか身に付けてみたいなー…と思う商品が常にあるお店でした。

現在、在庫のある昨年までのコレクションも販売されています。
在庫処分ですね。
特に値引きされているような様子はありませんが、もう二度と買えないであろうものたちばかりなので、気に入ったものがあれば、今のうちに購入しないと!
私もちょっと迷っているものがありますが…閉店まで、じっくり悩むことにします。

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2006年10月12日 (木)

半衿の話

わりと正統派な着付けをする人から見ると、私の着方は半衿を出し過ぎだと思うのではないかなぁ。
もちろん、わざとやっているのですけれども。

街着の場合、柄半衿で遊ぶことが多いので、ある程度多めに出さないと柄がよく分からないし、細めの出し方だとバランスがイマイチになることも多いからです。

逆に訪問着や一つ紋の色無地等、礼装で白半衿のときは、細めにしか出しません。
キリッと引き締まった感じにしたいから。

きものって、自分でいろんな箇所を好きなように(もちろんある一定の範囲内で)調節できるところが、面倒でもあり、良いところでもあると思うのですよ。
いろんな箇所というのは、丈の長さや半衿の幅や衣紋の抜き加減…とか。
つまり、TPO、きものや帯の柄、そのときの気分や体調に合わせて、いろいろと調節が可能ということなわけで、これを利用しないテはない!と思うのです。

毎回、どんな状況でも、どんなきものを着ても、同じ着付け方じゃつまらなーい!!
…と、思っています。
というわけで、このブログにもいくつか着姿を晒していますが、その時々で着方をちょっと変えていたりします。

…や、狙ったわけではなく、失敗した着付けの場合もありますけれども(汗)。

特に半衿の出し加減は結構難しい。
10月8日のきものでは、もう少し細めに出したつもりだったのに、着終わったらあの幅になってしまっていました。
なので、当人としてはちょっと納得のいかないバランス。



ついでに半衿の素材の話。

街着の場合、大半は木綿の手拭いかハギレを使用しています。
洗濯がラクなのと、季節感を出しやすいという理由で。

ハギレはLIBERTYの布を使うことが多いです。
上質の木綿なので、うっすら光沢感があり、正絹きものにも合わせやすいのです。
手芸店のハギレが積んであるワゴンやら、パッチワーク用の売り場やらで、半衿に向きそうな柄のものを物色しています。

だいたい50cm×50cm前後の布なので、半分に切って、縦に繋いで使います。
首の後ろに縫い目がきますが、大して見えないので、私は気にしていません。
他人に指摘されたこともないし。
でも、気になる人、縫うのが面倒な人は、最初から100cmくらいの布を買ってきた方がいいのかもしれません。

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2006年10月 8日 (日)

替え袖つくろ

だいぶ以前に購入したものの、長いこと放置プレイしてあった布を替え袖に仕立てました。
作り方の参考書は、『七緒 vol.5』『きものであそぼ vol.3』

P1010467

P1010477_1

ポリエステルの縮緬素材です。
鳥の柄と色合いが気に入っています。


P1010476

綿麻素材なので、暑い時期向きです。
裾除けも作れる分量の布を買ってありますが、こちらは後日作成予定。
(予定は未定…。)


こういう、いわゆるウソツキを使うとき、私は半襦袢ではなく、
 美容衿(仕立て衿)+肌襦袢または半袖Vネックシャツ+替え袖
という形で着用することが多いので、替え袖は襦袢ではなくきものの袖裏に縫い付けてしまいます。
袷の着物なら裏地に、単なら袖付けの縫い代部分に、しつけ糸等でざくざくっ、と。
私にとっては、襦袢に縫い付けたり、マジックテープを付けて調節したりするよりも、この方がラクなのです。

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2006年10月 7日 (土)

嵐さえ起こらなければ…

昨日は東京バレエ団の公演を観に行きました。


久しぶりのキモノセイカツ復活はこの日から!…というわけで、きもので行こうと、数日前からコーディネートを考えていました。

…が!朝から大雨。

車で行くから外はほとんど歩かないし~
雨の日用グッズはちょうど買い揃えたところだし~
と、昼過ぎまでは、7割方、きもの着用決行のつもりでいましたが、そんな私の心に反して、天気は大雨どころか台風のような風雨に…(泣)。


ええ。

諦めましたとも。


悔しいので、コーディネート写真だけは載せちゃいます(涙)。

P1010463

着物、帯、ともに母から譲り受けたものです。
縮緬の菊が全面に描かれている小紋と、シルバーグレーの地に、白、黒、朱、金で模様が織り込まれている、ちょっと豪華な感じの織りの名古屋帯。

P1010464

長襦袢も菊文様。

P1010465

真っ赤で派手ですが、着心地が良く、結構気に入っています。
これも母から貰いましたが、母が着ていたわけではないみたい。
多分、子供(従兄妹の誰か)の祝事用に使ったものを、祖母が仕立て直したのではないかな。

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2006年10月 6日 (金)

おしゃれする気力

何となく、そして今更、安野モヨコの『日記書いてる場合じゃねぇよ』(PARCO出版)を図書館で借りて読んでいるのですが、そこにこんなくだりが。

> 「洋服欲しいとかおもうってことは元気な証拠だと思うんだよね」と
> 言っててすごく納得した。疲れて、落ち込んでいる時って
> ファッション誌見るのもイヤだったりするもん。

…ん?
同じようなセリフを別の本でも読んだことがあるぞ?


えーーと…



これでした。

> 平野さんも私も女一人で仕事をして、きものを買っている。お金は
> ぼこぼことわき出てくるものではないことは十分承知である。
> そして、きものを買ってしまったら、後はどうなるかもよーく
> わかっている。それでも買ってしまうのがきものなのである。
> 「でも着る物に興味が持てるうちは、体が健康らしいですから、
> 喜びましょう」
> と安心することにした。きものがどうのこうのといえるのは、
> とても平和なことなのだ。

―『きもの365日』群ようこ(集英社文庫)より―



これ、私も実感したことがあります。

私がキモノセイカツを始めようと考えたのは、昨年の年明け。
考えた途端、ヤフオクで何点か着物、帯を落札。
2月始め頃から宅配便できものが届く度に、すぐに広げて、うへへへへ~~と喜んでおりました。

ところが、2月を10日ばかり過ぎたあたりでインフルエンザに感染。
(しかも夫婦同時に。あのときは辛かった…。)
寝込んでいる間にも宅配便は届く届く。
出品者の評価をしなければならないので、仕方なしなし中身の確認はしつつも、本当は荷解きなんてしたくありませんでした。
荷を解く動作が辛いということではなくて、きもの自体どうでもよかった(笑)。
ベッドの中に戻ると、
「あーーなんで私、きものを着始めようなんて考えたんだろ。
 なんでこんなにきものを落札しちゃったんだろ。
 もう着物なんて面倒で着たくないーー!!
 無駄金使っちゃったよーーー!!」
と、悶えていたくらい、どうでもよかった。
(…どころか、すでに邪魔者扱い。)

ま、体調が戻った途端、「やっぱりきものってイイ!」となったから、今もキモノセイカツが続いているわけですけれども。

精神的にキツいときは、ファッション誌見るものイヤ…というより、私の場合、ファッション誌という存在自体、この世から消えちゃっています。

逆に言うと、口でどんなに「体調が悪いー」とか「精神的にキてるー」とか言っていたとしても、
七緒に出ているきものをよだれを垂らしながら眺めたり、(それは私)
黒田商店で何本も鼻緒を握り締めながら、店の中を小走りしてみたり、(それも私)
仙臺屋でどの色の帯揚げにしようか迷って、結局全部買っちゃってみたり(あ、それも…)しているうちは、

 なんだかんだ言っても、結構元気

ってことなのでしょうね。


常にそうありたいものです。

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2006年9月13日 (水)

雨下駄

雨ゴートを新調したので、雨下駄も新調しました。

以前ヤフオクで安く落札した時雨下駄を持っていたのですが、足に合わなかったので、すぐに私もヤフオクに出品して売ってしまいました。

今回は浅草の『辻屋本店』さんで鼻緒の調節もしてもらったものを購入。
まだお外デビューはしていませんが、家で試し履きした感じでは、問題なさそうです。

P1010422_2

歯の薄い利休下駄にも憧れますが、二枚歯にあまり慣れていないので、今回も時雨下駄にしておきました。

以前買っておいた別の爪皮にも付け替えてみました。

P1010423_2

黒塗りにクリーム色の鼻緒なので、大抵の爪皮には合いそう。

草履や右近を履くときのために、↓こういうカバーも買っておかないと…。

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2006年9月12日 (火)

季節外れですが

8月中に、花火大会で浴衣を着たときの帯結びをアップしようと思っていたのですが、あまりうまく撮れていなくて、何だか恥さらしみたいになってしまうので、結局やめてしまいました。

今夏は浴衣を二度着たのみで、夏きものの出番はありませんでした。
もう少ししたらきもので出かける余裕もできそうなので、秋からまたきもの遊びを再開しようと思います。


浴衣、夏着物がない代わりに、昨年ダンナ用に作った甚平をアップします。

P1010450

生地に凹凸があるためさらっとした風合いで夏の木綿きものに適している、阿波しじら織の生地で作りました。
昨年、今年と花火大会等で着てくれました。
でも、実はちょっと暑いんだそうです。
既製品だと袖付けのところが↓のように

Img68141 

風が通りやすい作りになっていますが、私が作ったものはそのままミシンで縫いつけてしまっているので、熱が篭りやすいようです。
来年からは、外着にするのはやめてもらって、家で寝巻き代わりに使ってもらおうと思います。


来夏は夫婦揃って浴衣を新調する予定。
二人ともプレタの浴衣ではサイズが合わないので、オーダーで作ってもらおうと思っています。

現在私が持っている浴衣はプレタもので、裄も丈も幅も全て私には大きめで、普通に着るといろいろなところで布が余ってしまいます。
たかが浴衣なのに、余った布を隠したり、布をなるべく余らないような補正をしたりするため、なぜかきものよりも着付けに時間がかかってしまうこともしばしば。
実はプレタの浴衣を買ったのはこれ初めてで、ずっと祖母に自分サイズの浴衣を作ってもらっていたため、自分サイズではない浴衣がこんなに着づらいものとは知りませんでした。

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2006年7月31日 (月)

雨ゴート

http://vzq03274.cocolog-nifty.com/blog/2006/05/__7047.html
5月24日の日記に書いた雨ゴート。
6月の始めに出来上がってきました。
今更ですがアップします。

P1010415

…が、まだ一度も袖を通していません。
梅雨明けが遅くて活躍の機会はいっぱいあった今年の梅雨時でしたが、以前にも書いた通り、しばらくきもので長時間外出できる状況ではないので…。
ま、日本は年がら年中雨が降る気候ですし、きものでお出掛けができる状況になったら、そのうち着る機会はあるでしょう。

道行衿仕立ては何となく着る気になれなかったので、道中着衿仕立てにしてみました。

P1010419

分かりづらいと思いますが、素材はポリエステル(テイジン・シルパール)の紗紬風の織りです。
なので、ちょっと透けます。
風香で反物のみ購入。
正絹を撥水加工してもらうのが一番良いのは分かっていますが、予算の都合上、ポリエステルに。
その代わり、なるべく蒸れなさそうな素材にしました。
同じ素材で紫がかったものや薄ピンクのものもあり、少し迷いましたが、雨が降っている日にどうしてもきものを着る必要があるのは、畏まった席に出向く場合が多いだろう…ということで、どんな場合にでも問題がなさそうなベージュがかったグレーにしました。

仕立てはfukuikuさん。
最初のメールのやり取りでこちらの希望を誤解されたりしてちょっと心配しましたが、その後はスムーズに話が進み、ほぼ希望通りのものが出来上がってきました。
そのうち機会があったらきものの仕立てもお願いしてみてもいいかな。

仕立て代は11,000円。
反物も送料等含めて11,000円くらいだったので、合わせて22,000円です。
出来合いの雨ゴートの値段がだいたい2万円前後ですから、オーダーメイドにしてはかなり安く上がったと思います。

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2006年7月28日 (金)

仕方がないので寝巻き

1ヶ月以上も放置してしまいました…。
もしも、度々見に来てくださっている方がいらっしゃいましたら、本当にごめんなさい!
まだ完全復活はできないのですが、ぼちぼち更新していこうと思っています。

家庭の事情により、当分きものでお出掛けができない状態が続いております。

代わりに寝巻きに浴衣を導入してみました。
母のお下がりで、私が着るとちょうど対丈になる浴衣を寝巻きにおろしました。

P1010414_1

柄が個性的で結構気に入っていたため、学生時代は対丈で外にも着て歩いていました。
腰紐にしているのは、インド綿の絞りのスカーフです。

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2006年6月 1日 (木)

ファースト片貝木綿

きましたきました~。
初・片貝木綿です。

きものは写真を撮る前に仕舞っちゃったので、参考までに仕立てでできたハギレを撮影。
一緒に写っているのは、片貝木綿と同時に購入した絞りの半幅帯。

P1010381

P1010382

ネットで反物を購入。同じお店で湯通し・仕立てもお願いしました。
この反物、いろいろ見て回った中ではかなりお値打ち品でした。
仕立ても一部ミシン縫いなので、お安め。
木綿はガンガン着倒すべきものなので、私としては、ミシン縫いで丈夫に作ってもらってもいいかな、と思っています。
合計26,000円くらいでした。

木綿は盛夏以外ならいつでも着られるもの。
最初の1枚ですし、そうそう何枚も買えるわけでもないので、春でも秋でも着られそうな色みのものを選びました。

ぱっと見、白がベースに薄い緑の縞で爽やかな色使いで、春に一番似合いそうな雰囲気ですが、わずかに紫を感じさせる細い茶の縞が全体を引き締めており、この色を際立たせるような帯や小物合わせをすれば、肌寒い季節でも格好良く着られるんじゃないかなー…と思っています。

絞りの半幅帯の方は、浴衣にも合わせる予定。

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2006年5月24日 (水)

着付けの話 ~着付けを覚える場所~

雨の多い5月ですね。
まだ雨ゴートを持っていない私は、なかなかきものを着ることができません。
現在、fukuikuさんで雨ゴートの仕立てをお願いしているところですが、出来上がってくるのは多分6月になってからです。
梅雨に間に合うように仕立て依頼をしたのに、5月からこんなに雨続きとは…。



ところで、きものを着てみたいけれども自分で着付けられないからなかなか手が出せない、という方が結構多いと聞きます。
日本できものが日常着ではなくなってから、もう何十年でしょうか。
私と同世代…30代くらいから下の年代の人は、親世代からして、すでにきものが着られない場合が多いので、大半の人は着付けを自然と身に付けるという機会が失われています。


私の場合、母は自分で着付けることができますが、他人に着せたり、人に教えるほどの自信はない、という感じ。
それでも一応、高校生くらいまでは、私の着付けはしてくれていました。

 「“私の着付け”って、一体何のときに?」

と思われる方もいらっしゃるでしょう。
私は幼少の頃から、お正月にきものを着せてもらっていたんです。
4歳頃~中学生まではウールのアンサンブルに半幅帯。
高校生のときに正絹の紬を買ってもらい、お太鼓結びをするようになりました。
それから、夏祭り等でも、ほぼ毎年浴衣を着ていました。
お正月のきものと、夏祭りや盆踊り、花火大会での浴衣で、年平均3回は和服を着る機会がありました。

そういうわけで、多分、同世代の人よりも、きものにはある程度は慣れている方だったんじゃないかと思います。
中学生くらいでは、浴衣でも長着でも、半幅帯で文庫結びの着付けは自分でできるようになっていました。

なぜこんなに和服を着る機会があったかと言うと、父方の祖母がきもの好きな人で、小さい頃からきものや浴衣を作ってくれていたからです。
いくら本人がきものを着たくても、持っていなければ着る機会はなかなかできません。
七五三や成人式のきものは貸衣装で調達できても、お正月に着るような普段着や浴衣は、そうは行きませんからねぇ。
(今は京都等の観光地で普段着のレンタルがあるみたいですね。)

半幅帯は前で結んで後ろに回すので、自分で着付けられるようになるのに特に苦労はしませんでしたが、お太鼓となると別です。
着付けてもらっているとき、何をどうされているのかも分からない(見られない)ので、全く手が出ませんでした。

結局、私の場合は、着付け教室に通っていて免状をもらっている友人に1日でお太鼓結びのみ教わり、後は自分で家で練習しました。
お太鼓の仕組みさえ分かってしまえば、他の結び方も理解しやすくなるわけで、角出しや二重太鼓も帯結びの本を見ながらで何とかできるようになりました。


着付けを覚えるのに、
 着付け教室に行くべきか?
 本を見ながらの自己流で済ませても構わないか?

…という迷いを聞くこともありますが、個人的には、それは
 きものとどう付き合いたいかによるんじゃないの?
と思っています。

元々は、私自身は身内に着せてもらったり教えてもらったりしていたし、昔はみんな普通に着ていたものなんだし、自分でおしゃれで着ようと考えている程度なら、わざわざお金を払って着付け教室なんかに通わなくても…と思っていました。
でも、着付け教室で免状をもらった友人に着付けを習ったとき、着付け教室で教えてくれることには、それなりに合理的で理に適っていることもあるなぁ…と思うようになりました。

だから、私のように子供の頃から着物に親しむ機会のなかった人は、着付け教室で一から教えてもらうのも悪くはないんじゃないかとは思います。
多分、そういう方は、下着や小物類に何を揃えたらよいのかも分からないでしょうし、きもの用語もほとんど知らないでしょうから、教室で一気に調達して一気に教えてもらった方が合理的ではあるでしょう。

ただ、教室でどこまで習うかは、各々の性質ときものに対するスタンスによると思います。
おしゃれの一つとしてきものを着たいという人であれば、5回程度で終了する短期講座で充分です。
また、私のようにお太鼓をさえ覚えてしまったら後は自分でどうにかしよう、という試行錯誤好き(笑)の方も、短期講座でOKでしょう。
逆に礼装まできちんと習いたい、とか、全部習わないと不安、という人は、半年くらい通う一通りを教えてもらえる講座に入ればよいと思います。

多少きものの知識がある人なら、教室に行かずとも、私同様、着付けのできる知人にちょっと教えてもらうだけで着られるようになるんじゃないでしょうか。
ただし、きもの雑誌に掲載されているような一つのシワもないような着付けじゃないとイヤ!という人は、着付け教室に行くべきでしょう。
聞くところによると、半衿を出す幅や、衿の抜き加減、丈の調節等、厳密に指示される教室もあるようです。
キッチリ隙のない着付けをしたい人には向いていると思います。


--次回に続く--

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2006年5月14日 (日)

一郷一品すぐれもの市

…とゆー催事が近くのデパートで催されておりました。
内容は、様々な地域の特産物の販売(一部実演)。

で、これらを買いました。

 つげのブローチ(帯留め使用予定):大分県 別府つげ工芸
 伊賀三分紐:三重県 平井兼蔵商店
 南部鉄の鍋敷き:岩手県 照亦製作所

P1010361

む。
なんか見づらいので、ブローチと三分紐のアップ。

P1010364


つげのブローチは、元々は帯留め用だったのだけど、きものを着る人が減ってきてからブローチ金具を付けるようになったのだと、実演していた兄ちゃん(この店の若旦那)が言っておりました。

「でも、最近、帯留めとして使いたいと言って買っていくお客さんが増えているんですよねー…」

と言うので、

「あ、私も帯留めにしますよ 最近またきものを着る人が少し増えてきているんですよ」

と答えたら、

「うわっ、やっぱりそうなのかー!!…うーん、ということは、また帯留め金具を付けたものを揃えた方がいいってことですよねー…そうかー……うーむ……」

と、考え込んでおりました。
他にも和服のときの髪型はどうするのかということも聞かれました。
かんざしも作っているので、髪飾り関係についてもマーケットリサーチしたかったんでしょうね~。
熱心な若い職人さんでした。
こういう人が絶えないように、消費者である自分の方も、安さや早さばかりを求めない姿勢が必要だなーと思いました。
あ、ちなみにこのブローチ、別に高価というわけではないんです。3,600円くらいだったかな。
ちょっと凝った細工だと6,000円くらい。かんざしもだいたい同じ価格帯でした。


三分紐は全く持っていなかったので、これを機会に購入。
これがないと、せっかく買った帯留めも使えないですし。
90色もあって選択にちょっと迷いましたが、とりあえず何にでも合いそうな色を二本。
当初は40色だった(60色だったかも)ところ、お客さんのリクエストに応えていくうちに、年々色数が増え、今年はとうとう90色になってしまった…とは、お店のご主人の弁。
一本2,100円でした。


南部鉄の鍋敷きは、もちろんきものとは関係なし。おまけで紹介。
ちょうどアイアンで曲線美のある鍋敷きを探していたのですよ。
南部鉄なら尚良し!!…ということで、見つけた途端、即購入。


他にも山ぶどうの籠や福井洋傘の傘が気になりましたが、今回は見送り。
両方とも4万前後と高価なので、「絶対に欲しいもの」、または「どうしても必要なもの」と思えなければ買えません~。

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2006年5月 5日 (金)

黒田商店の下駄

5月5日、きものを着て何しに出かけたかと言うと、黒田商店の下駄を買いに行ったのでした。
「ゴールデンウイーク期間中、青山のスパイラルビルに出店予定」との情報を『七緒vol.5』で読み、これは行かねば!!と、かめのあゆみちゃんを誘って、表参道まで出向いた次第。

きもの関連の雑誌やら書籍やらでおなじみのこのお店。
雑誌で仕入れていた情報通り…いや、それ以上に素敵な創作鼻緒が満載でした。
世界各地の古布で作った鼻緒やら、リボンが縫い付けてあるものやら、ジッパー付き(しかも開くと中にも表の鼻緒ときちんと色合わせした布が縫い付けてある)やら、スナップボタンを打ってあるものやら…。
台もバラエティに富んでおり、小さな催事場だったのにも関わらず、私は足を踏み入れた瞬間、おもちゃ屋に入り込んだ子供のように目をキラキラさせてしまいました。


そんな中、私が手に取ったのは水色地に花と蝶の黒い織り模様がかすれたように入った鼻緒。

 「この鼻緒には、こういう粋な形が合うんじゃないかしら?」

と、最初に店員さん(多分、このお店の奥様だと思う)がその鼻緒に合う台として薦めてくれたのは、このタイプのもの。
“三味右近”という名の形のようです。

Geta5211_1   

その後、これと同形の白木にも合わせてみたところ、どちらもいい感じ。
悩む悩む。

そんな私に最後に薦めてきたのが舟形の一見特徴のない台。色は黒。

 「鼻緒が個性的なので、台はあまり個性の強すぎない
  ものでもいいかも… でもね、この台、ちょっとこちらの
  明るいところで見てみて!ほら…」

んんん?
…おーーーー!!実は紺色ではないですか!

P1010354

 「ね?鼻緒の水色といい相性でしょう?これで鼻緒と
  
台の間に白足袋を履いた足が入ると、とてもきれいよ」

確かに確かに!!

 「それにさっきの台よりもお値段も手頃だし、使い道も広いし」

うんうん!!


…というわけで、購入決定。
現物はこちら。

P1010350

この鼻緒に使っている布は、中国の清時代のものだそうです。
とても古いもののため、黒の織り部分が擦れてしまっているのだとか。
かすれたように見せた模様なのではなく、経年変化で擦れてしまっていたのでした。
でも、この擦れた感じがたまらなくいい!!
多分、擦れてなかったら、私はそれほど惹かれなかったんじゃないかなぁ。

P1010352 P1010356


最後に足にぴったり合うように鼻緒をすげてもらいました。
ついでにこの日履いていた草履の鼻緒も調整してもらってしまった(笑)。
先日購入した「おきぬ屋さん」の草履だったのだけれども、最初から鼻緒が緩くて、非常に歩きづらかったのです。
やっぱりきちんと合わせてすげてもらった履物は、とーーっても歩きやすい。

 「わーーこれなら走っても大丈夫!」

と催事場で小走りしたら、すげてくれたご主人に笑われてしまいました。


黒田商店さんは、6月に歌舞伎座、7月に日本橋三越に出店されるそうです。
ううう、また買いに行ってしまいそう…。

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2006年4月17日 (月)

おきぬ屋さんの草履

昨日届きました。Zo_00121 Ki000602_s21








『おきぬ屋さん』
http://www.okinu.co.jp/


運良くセール価格で購入。
ずっと前から白地の方が気になっていたのですが、残念ながらこちらはすでに売り切れでした。
Zo_0021sum_1







でも、結果的には黒の方が私には合っていたかも。

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2006年4月16日 (日)

冬の防寒 着物とバレエの融合

金曜日、バレエ教室でウエアに着替えているときにふと気付いた。

 このバレエタイツって
 寒い日にきものを着るときに使えるんじゃないの!?


私の使っているバレエタイツは、普通のバレエタイツ(一般的なタイツと同型)ではなく、足裏で引っ掛けるこういうタイプ。T_torenka1

これだと、足先部分がタイツに包まれていないため、上から足袋が履けるではないか。

 ちょっと奥様!! これは大発見ですわよ!!

恐る恐る、ぐぐってみたところ、バレエタイツがきものでの足元防寒に使えるという話はネット上には存在しなかった。


 私、第一発見者!?
 特許取れちゃう!?(取れません) 取材来ちゃう!?(来ません)


や…もちろん、すでにきものストッキングなるものが世に存在していることは、私も存じております。
つーか、昔使ったことあるし。しかも、今現在も所有しているし。Img_tuku1_2

でも、これってどうも履き心地が好きになれない。
そもそも、私はストッキングの質感やフィット感が嫌いなのだ。
タイツだって似たようなものじゃ…と突っ込まれそうだけれども、私にとっては違うのだ。
違うと言う理由は長くなるので割愛するが、とにかくタイツの履き心地の方が好き。
防寒という意味で言えば、明らかにタイツの方が暖かいしね。

それと、バレエタイツというのは当然、踊って汗をかくときに履かれるものなので、伸縮性と水分発散性が一般のタイツよりも格段に高い。
よって、きものでの裾さばきにも好都合!!(多分)


…でもさ、
バレエタイツの色って、大抵は白・薄ピンク・黒。
人によってはネックよねー…
と、再びぐぐってみたところ…

ちゃんとあったよ!ベージュ色。
http://www.akai-kutsu.com/taitsu.htm


ついでにこんなんも見つけちゃったよ。
五本指バレエタイツ
https://shop.chacott.co.jp/webshop/
316931051_shohin21_1
これ、いいんでないの~?
買ってみようかなー。
私の場合、きもので使えなくともバレエ教室で活用できるしなー。








あーそうそう、いろいろ検索していたら、こういうきもの用ストッキングも見つけました。
ストッキングOK、またはタイツはイヤという人にはいいかも。
http://www.miyacita.co.jp/tabipansuto.html
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それにつけても、なぜ真冬のうちにこの大発見に気付けなかったのかね。>自分


ま、季節はまた巡ってくるしな。
来冬のお楽しみ、ということで。

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2006年4月12日 (水)

帯をぶった切る

アンティークの帯って素敵な柄なんだけど、長さの短いものが多いのよねー。
無理矢理四苦八苦でやっとこさ結んだはいいけど、いつかお太鼓がずり落ちるんじゃないかと、出先で気が気じゃなかったり。

で。
そんな帯を、先日、とうとう付け帯(※)に自己改造。

 ※胴に巻く部分と背中のお太鼓部分が別々になっている帯。
  作り帯とか二部式帯とも言う。


帯を切るのって、すんごい勇気がいるのよー。
だから、前々から付け帯にしたら楽だと分かっていつつ、なかなか手を付けられず。
しかし、なぜか先日、急に勇気がわいてきて、
使いづらいからと仕舞ったままにしているのもつまらないことだしね!
...と、思い切ってジョキジョキジョキジョキ...



 ひーーーとうとうヤっちゃったよ...。
 へー帯の中ってこんな風になってんのねー。
 あら、結構適当な縫い目。
 んんん?この帯のお太鼓部分、帯芯が二重になってる!
 どーりで厚みがあると思ってたよ、何で二重なんだよ、
 夏帯なのに。
 こんなの夏に背負ったら背中が蒸されて失神するよ!!
 ええい、こんなモン取ってしまえ~~~バリバリバリバリ...
 うへ~厚地の芯でやんの、何考えてたんだ?これ作ったヤツ。
 あああ、しかも種類の違う帯芯を二枚継いであるよ、
 なんちゅー適当さだ。
 あ、もう一枚の帯芯も取れてきちゃった。
 しょうがないなー裏返して付け直しだよ、ヌイヌイヌイヌイ...
 さてさて、端をくけてーヌイヌイヌイヌイ...
 お太鼓に手をくっ付けてーヌイヌイヌイヌイ...



で、完成したのがコレ。P1010292ついでに取っ払っちゃった帯芯。
P1010291
この帯は長さは充分だったのに、やたらとゴワゴワしていてうまく結べなかったもの。
芯が二重になっていたせいだったのね~。
理由が分かっただけでも、分解した甲斐があった。

もう一つ改造したのがコレ。
P1010293 
こっちは長さが3mちょいしかなくて、まともに結べなかった帯。
しかも、アンティークによくあるお太鼓の柄付けが逆さになっているタイプ。
こういう帯は普通のお太鼓結びとは違う結び方をしなければ柄が正対しないので、正対するように帯の折り方を工夫して、ヌイヌイしてみた。

フーーーー。
何とか形になったよ。

一度切ってしまうと、後はわりとへーき。
もう別に勇気はいらん。

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